リンパマッサージと経路マッサージの違いは?

リンパと経路

経路ツボ

リンパとは、静脈にそって全身に張り巡らされているリンパ管と、その中に流れているリンパ液、そして、首周辺や脇の下、股関節、膝裏等の関節部等に存在するリンパ節を総称したもの。リンパ管の役割は体内の老廃物を排出する事にあります。

経路とは東洋医学の概念で気血(エネルギー)の通り道として考えられており、内臓と体表とを結んだ、全身に分布するルートのことを表しているのです。

リンパマッサージと経路マッサージ

リンパマッサージとは、西洋医学の考え方をもとにしているマッサージ法で、体内を浄化させ、免疫効果を高めることにより、体内の老廃物や病原菌、ウィルスの除去等の効果があります。

経路マッサージとは、リンパマッサージの効果に、東洋医学の概念である経絡への効果を組み合わせたマッサージ法の事です。体内に張り巡らされた経路をマッサージで直接刺激することによって不調の原因になっている部分に対し、直接影響を加えることができます。ここでいう影響とは、健康な身体を維持する、という事だけに留まらず、美容の観点からも影響が出てきます。(便秘、むくみ解消。吹き出物、にきびの除去)

「手当て」という言葉からも分かるように、掌、指を用いて体に刺激を与える「マッサージ」は人の健康・美容面に大きな影響を与えます。これは外からの刺激によってマッサージを受けた人が本来備わっている機能を蘇らせているのです。