腸内環境・腸の働きと睡眠障害・不眠・睡眠の質が関係があるってほんと?
不眠が腸の不調と関係があるってほんと?
暑い日が続いていますが
みなさん体調を崩されたりしていませんか?
今回は前回に引き続き不眠睡眠障害について
お話しようと思います。
この不眠や睡眠障害、実は腸内環境と密接な関係があるということが
最近話題になっていますね。
一体
不眠・睡眠障害と腸内環境・腸の働きがどのような関係があるのか
一緒に読み進めていきましょう。
目次
1 腸内環境を整えるってどういうことなの?
3 善玉菌を増やすにはどうしたらいいの?
4 腸内環境を整えて、不眠から快眠、睡眠の質向上のためにリンパマッサージでできること
腸内環境を整えるってどういうことなの?
あなたの周りには
便秘に悩まされたり
ちょっとしたことで下痢になるといった
腸内環境や腸の働きにトラブルを抱えている方はいらっしゃいませんか。
デリケートな問題ですので
なかなかオープンに話す機会が少ないかもしれませんが
実は女性の多くはこのような症状を抱えている方が
少なくないのです。
何かの拍子に
腸活の話題や
お通じの話
今話題の腸内環境の話にでもなれば
きっと、私も私も…とあっという間に
同じように悩んでいる方がたくさんいるのではないでしょうか。
中には数十年このような症状を抱えているにもかかわらず
「これは自分の体質だから仕方のないことだ」
などと一人で納得し
辛い思いとともに生活をしている方も
いるほどです。
ではなぜこのよう症状が起こってしまうのでしょうか。
その大きな原因として挙げられるのが
腸内環境・腸の働きです。
腸内環境は
腸内に生息する
細菌の種類やバランスによって決まるのです。
腸内細菌には
体に良いはたらきをする「善玉菌」
体に悪いはたらきをする「悪玉菌」
そのどちらでもない「日和見菌」
の3種類に大別されます。
よく耳にする乳酸菌やビフィズス菌は腸内の善玉菌です。
腸内環境の良し悪しは
善玉菌と悪玉菌、日和見菌の量のバランスによって
決まります。
ここで一つ覚えておいていただきたいのは
この「日和見菌」の存在です。
日和見菌は何とも腸内に生息する不思議な細菌です。
何が不思議かと申しますと・・・
今、あなたの腸内が善玉菌優位であったとします。
すると
この日和見菌は腸内で
自分たちがさも善玉菌であるかのように振舞うのです。
ところが
あなたの腸内が悪玉菌優位だったとします。
すると今度は
この日和見菌は腸内で
自分たちは悪玉菌だと思い込んでしまうのです。
まるでこうもりのようですよね^-^
ということはつまり・・・
善玉菌を増やそうと思った時
この日和見菌を味方にするとよいということです。
少しでもあなたの腸内環境や腸の働きが
善玉菌優位であれば
この日和見菌が腸内で善玉菌として働いてくれるのです。
ところが
あなたの腸内環境で悪玉菌が多いと
この日和見菌も腸内で
悪玉菌と同じ働きをしてしまうということです。
腸内環境を整えることを意識した時
常に少しでも腸内で善玉菌が多い状態にしておけば
自分は善玉菌だと思いこんでいる日和見菌の力も
借りられるということですね。
腸内環境を整えるとは
腸内をいつも
善玉菌優位の状態にしておくということになります。
不眠の人が見直すべき腸内環境について
腸内環境が悪化すると
体の様々なところに不調を起こします。
生活習慣病など様々な疾病にも
腸内環境が関わることが分かっています。
不眠、頭痛や肌荒れ
何と腰痛も
腸内環境が悪化することと関係があると言われています。
筑波大学と慶應義塾大学の研究チームは
多様な腸内細菌がいなくなると
睡眠のパターンに大きな乱れが生じること分かった
と発表しました。
腸内細菌が減って働きが衰えると
リラックスホルモンであるセロトニンが不足し
睡眠を促すメラトニンも不足してしまいます。
うつ病と不眠症の発症が相関関係にあるのは
こうした理由もあるといわれています。
腸内細菌は睡眠の質や心の健康
不眠症にも大きく関与しており
健やかな生活のためにも
活発な腸内細菌がすむ腸内環境を維持することが
大切なのです。
では
一見何の関係もないように思われる
この腸内環境と不眠にはどんな関係があるのでしょうか。
これは腸と脳の関係にあるようです。
緊張した時や過度のストレスにさらされると
お腹の調子が悪くなることはありませんか?
これはまさに腸と脳が関係していることを現しています。
不眠は睡眠時の脳の働きにあると考えられますので
腸の働きと不眠の関係性についても
理解していただけると思います。
不眠でお悩みの方は
腸内環境を見直すことがとても大切になってくるのです。
不眠症から解放され、
さらに質の良い眠りをとる
睡眠の質の向上のためには
睡眠ホルモンであるメラトニンの働きが大切です。
このメラトニンは
体内に取り込まれたたんぱく質が
腸内細菌によって分解・合成されて
トリプトファンという物質を作ります。
このトリプトファンがメラトニンの生成に必要不可欠なのです。
腸内で善玉菌が活発に働くと
このメラトニンが活発になり
質の良い眠りに繋がっていくのです。
腸内環境を整える方法で重要なことは
腸内での善玉菌の割合を多く保つことです。
腸内環境がよくなると悪玉菌は棲みづらくなり
反対に善玉菌は快適に働けるようになります。
「腸内環境が良い」というのは
善玉菌が悪玉菌よりも優勢であり
悪玉菌が腸に住み着いたり
増殖したりするのを抑えている状態を指しています。
反対に
生活習慣の乱れやストレスなどによって
悪玉菌が善玉菌よりも多くなってしまうと
腸内が不健康な状態になってしまいます。
善玉菌を増やすにはどうしたらいいの?
腸内環境は
日々の食事やストレスによって変化します。
食事では
善玉菌の好む食事をとることを心がけることが大切です。
乳酸菌を含む飲食物や
オリゴ糖などのビフィズス菌や
腸内の有用菌を増やす成分を含む食品
食物繊維が豊富な野菜などを積極的に摂取すること、と
悪玉菌を増やす肉類や油脂類を
とりすぎないようにすることが望ましいですね。
腸内細菌のバランスを整え
体に良い効果を与える生きた微生物のことを
「プロバイオティクス」といいます。
この「プロバイオティクス」は
腸内細菌のエサになるものですので
毎日とることが大切です。
大麦や海藻類、ネバネバ食品と言われるものや
にんにく、バナナ、キノコ類などから
摂取できますので
これらの食品を毎日食べるように心がけたいですね^-^
ポイントは
善玉菌のエサとなるこれらの食事を
毎日積極的にとるということです!!
最近はこの「プロバイオティクス」も
サプリメントからとることが可能です。
その場合は
値段だけで判断するのではなく
材料やその製法など
自分で調べたり情報を得てから
食べていただくことをおすすめします。
この「プロバイオティクス」は
生きたままきちんと腸内に届くことが大切ですので
食品と併用しながら毎日とってくださいね。
「私の腸内環境ってどうなの?」
と思った時は
毎日の便を観察してくださいね。
腸内環境が整っている時の便は
臭いもそれほどきつくなく
色は黄色から黄色がかった褐色です。
また柔らかく水に浮き
形はバナナのようです。
反対に腸内環境が整っていない時の便は
臭いがきつく
色は黒っぽく
水の中に沈みます。
この辺りを毎日チェックして
腸内環境が良い状態である生活を目指しましょう。
また
ストレスをためないように
自分に合ったストレス発散法を知っておくことも
大事なことですよね。
自分がいい気分でいられることは何か
少しの時間でも触れると幸せに感じられるものや
癒しの方法を探しておくことも
日々心掛けてくださいね♪
腸内環境を整えて、不眠から快眠へ向かうためにリンパマッサージでできること
腸内環境を整える時に
食べることと同じように大切なことは
日々のストレスと
どのように向き合っているかということです。
ストレス社会と言われる日本で
何のストレスもないと言い切れる人は
ほとんどいないでしょう。
では
同じようにストレスを抱えている人でも
そのストレスをどんどん体や心にためない人と
どんどんため込んでしまう人・・・
この違いは何でしょう?
それは
そのストレスをきちんと自分で処理できているかどうか
も関係してくるかと思います。
人間の心と体は本当によくできています。
体が疲れていても心が満たされていれば
毎日その疲れをリセットできますし
心が疲れていても
しっかりと栄養をとって眠り
心の疲れを癒してあげることができれば
また頑張ることができるのです。
ストレスを感じていると
文字通りストレスホルモンが分泌されます。
このストレスホルモンは
睡眠を抑える働きがあるため
不眠に繋がってしまいます。
睡眠中には成長ホルモンが分泌されます。
この成長ホルモンには
- 免疫力の向上
- 睡眠の質の向上
- 疲労回復
- 体の修復
- 脂肪分解の促進
といった働きがあります。
質のいい充分な睡眠がとれていれば
ストレスに強い自分を手に入れることができるのです。
このホルモンバランスには
自律神経が深くかかわっています。
自律神経には
交感神経と副交感神経の2つがあります。
脳や体が活発に活動している時は
交感神経が
静かに沈静している時には
副交感神経が働いています。
夜眠る時には
副交感神経が働いているので
眠る時には交感神経を鎮静させたほうがより
質の高い睡眠になります。
リンパマッサージには
この交感神経を鎮静させてくれる作用があるのです。
静かな空間で
一定のリズムリンパに優しく圧をかけ
体中のリンパの流れを促してくれるリンパマッサージは
リラックス効果が高く
約8割の方がその施術中に眠ってしまわれます。
このリンパマッサージを定期的に受けることで
あなたの睡眠の質を格段に上げてくれるのは
このリラックス効果にあると言えます。
リンパマッサージは
体中に張り巡らされた
リンパの流れに沿って圧をかけることで
滞っているリンパの流れをスムーズにしていきます。
「どこをリンパマッサージすれば効果的か?」
と考えるかもしれませんが
体が硬かったり詰まっているように感じるところや
手を当てたくなるところを
軽くさすってあげるだけでも
体中のリンパの流れがスムーズになるのです。
これは
長いホースの一か所を足で踏んでいる時のイメージです。
ある場所を足で踏んでしまうと
水の流れは止まってしまいます。
けれども
その場所から足を話すとそこに溜まっていた水は
勢いよく流れ出しますよね。
例え他の場所につまりがあったとしても
止められていた水が一気に勢いよく流れ出すことによって
他のつまりもその勢いよく流れ出した水のお陰で
流れ出していくのです。
リンパマッサージは
この踏みつけているホースから
足を話してあげるイメージと似ています。
リンパマッサージでリンパの流れをよくすると
体内にとどまっていた老廃物を体外に流してくれます。
その働きで腸のリンパの流れ、血液の流れも改善されやすくなり
腸内環境も改善されていくのです。
せっかく一生懸命「プロバイオティクス」をとり
善玉菌を増やそうとしても
腸内に不要な老廃物が残ったままでは
効果も半減してしまいますよね。
まずは
体に良いものを取り入れられる腸内環境にしてあげることが大切ですね。
またリンパマッサージは施術後
心地よい脱力感を感じることができますので
施術中の入眠はもちろん
施術後の睡眠にも大きな役割を果たしてくれます。
スポーツをした後や一日外を歩き回った日は
程よい疲れから眠気が襲ってくる経験はありませんか。
リンパマッサージ施術後は
まさにそのような状態になりますので
これを習慣にすれば
ぐっすりと快眠できることは想像できますね❤
リンパマッサージは自分でも行うことが可能ですので
過去の記事から
その方法についてご覧いただければと思います。
不眠や睡眠障害でお悩みの方は
本当にたくさんいらっしゃいます。
それが一過性のものであればよいのですが
慢性化してしまうと
日々の生活はもちろん
人生をも変えてしまうと言っても
過言ではないほど
悩みを抱える方もいらっしゃいます。
たかが不眠と思われずに
ご自身でできることから始めてみられてはいかがでしょうか。
不眠を解消する方法は色々あります。
その一つの方法として
腸内環境を整えることについて
リンパマッサージについて
お話させていただきました。
食べることが大切であることは
もちろんです。
しかし
食べたものをどのように体に取り入れて
どのように出していくのか
不要なものをため込まない体にしていくためには
体を正常に機能させる
特に
腸内環境を改善していく必要があるのです。
どこか一つでも
体に不調があれば
日々の生活が不快で仕方ないでしょう。
また心も同様に
何か一つでも心配なことや不安なことがあれば
これもまた不快に感じるでしょう。
一人でそのお悩みに向かい合うことも大切ですが
誰かに話すことで
気持ちが軽くなることもあります。
心と体は密接ですから
心を体のことをしっかり学んだプロに
お話してみるのもいいかもしれません。
腸内環境をも改善して
睡眠障害を改善、睡眠の質も向上させる
【リンパマッサージ】に、少しでも
ご興味をもっていただけましたら
まずは
始めての方へ、をお読みいただくことをお勧めします。
リンパの流れが改善して
腸内環境や睡眠の質が向上した時には
新しい自分を発見できるかもしれません^-^
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